お金を働かせる

【投資初心者】景気サイクルを左右する金利

最近はよく「金融引き締め」という言葉を聞くようになったと思います。金利をコントロールすると景気がどのようになるのか説明していきます。

景気サイクルには金利が密接にかかわっています。

景気は「回復」「好況」「後退」「不況」を繰り返し、循環します。
景気のサイクルはこの記事で説明しています。

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金利がどうなると景気はどうなる?という流れがわかっていると、投資タイミングを控えたり、少し減らしたり、物色されるセクターへ投資ということができるようになります。

「金融緩和」と「金融引き締め」

中央銀行は景気が過熱したり、冷え込んだりし過ぎるのをコントロールするために、金利を上げ下げする金融政策を行います。

「金融緩和」景気を上向かせるために金利を下げる政策
「金融引き締め」景気の過熱を抑えるために金利を上げる政策

例えば、金利が上がる場面での、マンションを購入するときを想像してみてください。
金利が上がると、マンションどうしようかな??という買い手が増えて、買い控えが起こるようになり、マンション価格は徐々に下がっていきます。

「金融緩和(金利を下げる)」により、借り入れがしやすくなり、物価・株価は上昇

「金融引き締め(金利を上げる)」により、借入がしにくくなり、物価・株価は下落

金利がコントコントロールされることにより、景気サイクルができるわけです。

※わかりやすいように、「谷」「山」に金融政策を記載していますが、金利をコントロールして、すぐに景気が転換するわけではありません。

まとめ

中央銀行は景気のサイクルをコントロールするために、金利を上げ下げする金融政策を行う

  • 「金融緩和」景気を上向かせるために金利を下げる政策
    借り入れがしやすくなり、物価・株価は上昇
  • 「金融引き締め」景気の過熱を抑えるために金利を上げる政策
    借入がしにくくなり、物価・株価は下落