株価というのは、「株価は景気の先行きを映す鏡」景気の半年くらい前を反映するといわれています。
景気には周期があり、「回復」「好況」「後退」「不況」を繰り返し、景気の山と谷を作って循環します。
ということは?!!景気の周期を理解、予想することで、株を買っていくタイミングの材料の1つになるのです。
景気周期
景気には周期があります。
景気は「回復」「好況」「後退」「不況」を繰り返し、循環します。
なぜ景気は循環するのか?には「金利」が深く関係しています。
景気が一番いいときを「景気の山」、一番悪いときを「景気の谷」といいます。
天気に例えると分かりやすいです。
晴の日が続いて雲が陰ってきて、雨になり、雨がやみまたお日様が見えてきてというように、景気にも同じようなサイクルがあります。
おうちにいて、雨だからやんだら外に出かけようと思ったり、雨雲が見えてきたら、急いで帰ったりしたことはありませんか?
投資も同じようにこれから「後退期」がくるかな?じゃあどうしようかな?
こんな風に考えると、見えている世界が変わってきます。
もちろんプロでも景気を読むのは難しいといわれています。それが簡単であれば、皆が億万長者です。
でも、この循環を知っているだけで、目の前の株価の急変にあわてなくてすむようになります。
株価と景気サイクルにはタイムラグがある
「株価は景気の先行きを映す鏡」景気の約半年前を先取りするとといわれます。
自分が投資をしていても、今はどこの周期なのだろうと考えることにより、投資タイミングをちょっと待ってみたりという戦略を立てることができるようになります。
セクターローテーション
『セクターローテーション』を聞いたことがありますか?
景気のサイクルによってパフォーマンスが上がる業種(セクター)も循環するというものです。
循環で物色される前にそのセクターへ、一回り先に投資しておくということや、ETF投資でも構成セクターを確認することで、景気のサイクルのどの箇所に強いのかわかるようになります。
例えば、ママでも連想できるものだと、不景気になっても、スーパーなどは絶対に必要ですよね。これから不景気になるだろうと思う投資家が多くなると、生活必需品株が物色され始めます。
連想のヒントとしては、天気予報で、明日が嵐の予報が出ていたら、何が必要かな?
というように、不景気になっても、皆必要とするものはなんだろう??
こんな風で考えると分かりやすいですよね!
こちらの記事で『セクターローテーション』について詳しく説明しています。
まとめ
- 景気は回復、好況、後退、不況を繰り返し、循環する
- 株価は景気の約半年前を先取りする
- 景気のサイクルによってパフォーマンスが上がる業種(セクター)も循環する
景気のサイクルを予想することや、仮説を立てることにより、株価のサイクルも予想することができる。